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2007年02月15日

NHK・大河ドラマ回想記 06年 “功名が辻”

昨年の1月から12月まで一年間、NHKにて放映された大河ドラマ “功名が辻”。 (原作:司馬遼太郎
記事文中の下のほうで、関連DVD一覧をご覧になることが出来ます。)

“功名”とは「手柄を立てる」、“辻”とは「十字路、交差点、路上」などという意味。

織田信長豊臣秀吉徳川家康と、安土桃山時代の天下人3人に仕えた武将・山内一豊と、その妻千代の2人3脚によるサクセスストーリーを描いたもの。

3人の天下人に翻弄されながらも、一国一城の主になる夢を持ち続ける夫・一豊を、良妻賢母として知られる妻・千代が、夫をなだめ、すかし、そして励ましながら盛り立てていくといった物語です。

一年間の平均視聴率は、20.9%だったそうで、第1回目こそ19.8%と低迷し、先行きが危ぶまれたが、その後は20%台をほぼキープし、万民に親しまれる時代劇ドラマでありました。

全体的な印象としては、うだつが上がらない夫に千代が、持ち前の度胸と愛嬌で夫を盛り立てその気にさせ、一豊の立身出世を後押ししていく。
そして一豊は、武芸には達者であるが実直で融通が利かない、しかしながらその実直さゆえに信長や秀吉、家康からの信用も厚く、家臣からも慕われていたという、そんなイメージが残されています。

最初の頃こそ、02年に放映された “利家とまつ”(加賀百万石物語)のストーリーとダブる感がありましたが、回を重ねるごとに物語に引き込まれるようになっていきました。

特に印象に残っているのは、28回(7月16日OA)の「出世脱落」と、44回(11月5日OA)の「関が原」。

「出世脱落」では、当時の主君・秀吉の天下統一のために尽力を注ぎながらも、加増たったの300石・・・
同僚の武将たちは揃って城持ち大名となったにもかかわらず・・・
腐る一豊をいつものように激励し励ます千代だが、今回ばかりは・・・
困り果てた千代が、一豊の母・法秀尼と共に打った命がけの大芝居。
千代の、自身への愛情の深さに感銘した一豊に、涙しながら観ていました。

「関が原」は、その前々回くらいから伏線があるのですが、天下分け目の戦を前に豊臣側へ付くか、徳川側へ付くか・・・ 迷いに迷い混迷する一豊に、千代の先見性から出た機転と的確なアドバイスにより、一豊はついに徳川方へ付くことを決心。 関が原の戦いで、見事(徳川方の)東軍が勝利を収めます。
この戦の前、口下手で家臣を褒めて育てることが出来なかった一豊が、家臣たち一人一人にこれまでの労をねぎらい、やる気を奮い立たせる言葉を掛けていくシーンがありました。
意気に感じた家臣たちは、主君のために精一杯戦うことを誓ったのです。

良妻賢母、内助の功で知られる、山内一豊の妻。
このドラマを観るまでは、山内一豊の存在は地元・森町の隣、掛川城主であったという知識くらいで、その妻の名前など知りませんでした。

最終的に、土佐二十万石という一国一城の主にまで上り詰めた山内一豊。そしてその妻・千代。
このドラマを一年間観たことによって、夫婦の絆というものを学んだような気がしています。
自分は一人身であるだけに、『こんな奥さんが居てくれたらなぁ〜・・・』 と思いながら観ていた時も・・・(^^ゞ

「大河ドラマ“功名が辻”トラックバックピープル」

大河ドラマ「功名が辻」関連DVD





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Posted by 遠州森のビープロ at 17:02
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