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2010年09月03日

大河ドラマ・龍馬伝 第35回 「薩長同盟ぜよ」

NHK大河ドラマ龍馬伝
8月29日のOAは、第35回 「薩長同盟ぜよ」。

時は、慶応2年(1866年)。
切腹した近藤長次郎の弔いのため、京への出立が遅れた坂本龍馬は、改めて、(桂小五郎改め)木戸寛治が護衛としてつけてくれた、三吉真蔵と共に急ぎ京へと向かいました。

途中、大坂に居る長次郎の妻・お徳のもとへ立ち寄った龍馬は、長次郎の遺品をお徳へ手渡します。
誰よりも侍らしく生き抜いたと、龍馬からの言葉に、お徳は悲しそうな顔をしながらも、笑顔で長次郎の写真を抱きながら、その言葉を受け止めていました・・・

一足先に京に着いた木戸は、薩摩藩邸にて西郷吉之助と対面。
早速、薩摩藩家老・小松帯刀の仲介のもと、薩摩、長州両藩が手を組むための取り決めを進めようとするのに対し、木戸は、龍馬の立ち会いのもとでなければ、話し合いには応じられないと言います。
「両藩の大盟約に、一介の素浪人にそこまでこだわるのか・・・」 そう問う西郷に、「両藩が交わす約束は密約・・・ だからこそ、信用できる人物が立ち会うことが必要。」 と答える木戸に、西郷も納得し、両者、龍馬の到着を待つこととなるのです。

遅れて京に入った龍馬と三吉は、早速薩摩藩邸へと向かいますが、新選組などの幕府の役人たちが藩邸周りに居るのを見て、訪問を断念せざるを得ない状況に・・・ 長州征伐への出陣を命じたにも関わらず、なかなか出兵しない薩摩に疑念を抱いた一橋慶喜が、薩摩の動きを探っていたのです。

仕方なく、伏見の寺田屋へと赴いた龍馬たち。
龍馬の突然の来訪に、驚く女将・お登勢、そしてお龍。 新選組の取り締まりが厳しくなっているから、京から離れるようにと、心配そうに話すお龍・・・ しかし龍馬は、「逃げるわけにはいかん・・・」 と、一言だけ答えるのです・・・
そして龍馬は、「自分は土佐を脱藩した一介の素浪人だが、一人の日本人。」「一人の日本人としてこの国を変え、そして守る・・・」 と、三吉に、今回の薩長同盟へ賭ける思いを打ち明けるのです。

日も落ちかけた頃、夜になったら出て行くと告げる龍馬に対し、お登勢は、龍馬のことが心配でならないこと、そしてお龍は、お登勢以上に龍馬の身を案じていると話し・・・ お龍の、自分への想いを知った龍馬は、これから自分が何をしようとしているかを全て打ち明け、もうここへは戻ってくることは無いから、これ以上の心配はしないで欲しいと、お龍に告げるのです。

決意も新たに、身支度を整える龍馬。
玄関先で見送るお登勢に挨拶し、お龍の姿が見えないことを気に掛けながらも、いざ向かおうと思った矢先、お龍が現れます。
お龍は、西郷と木戸が警戒が厳しい薩摩藩邸を抜け出し、家老の小松帯刃の屋敷に移動したことをつきとめ、薩摩藩士の吉井幸輔を案内してきたのです。
そして、土佐藩士らしき男が新選組に捕らえられたらしいと、お龍から聞いた龍馬は、その男のことが気に掛かりながらも、小松の屋敷へと向かいます。

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道中で、龍馬は突然、新選組の屯所に向かうと言い出し、三吉や吉井が止めるのも聞かずに行ってしまいます。
そこに、新選組の屯所から放り出された一人の男の姿が・・・ 岩崎弥太郎でした。 弥太郎は、後藤象二郎の命で薩摩藩の動きを探っていたところ、龍馬と間違われて新選組に捕らえられてしまったのです。 拷問を受け、瀕死の弥太郎を三吉に託し、龍馬は急ぎ小松邸へと向かいます。

厳戒態勢の中、やっと龍馬が西郷、木戸の前に姿を現し・・・
いよいよ、薩摩と長州の秘密会議が始まりました。
話し合いの内容は、薩摩が一方的に長州を保護するという内容のものばかり。 長州を代表して、意を決してやって来た木戸にとっては、ありがたいながらも耐え難い内容。 そこで龍馬が提案したものは・・・

「薩長両藩は誠の心を持って合体し」 「日本の為に傾きかけたこの国を立て直す為に」 「双方共粉骨砕身尽力する」 これには西郷、木戸共に納得。
かくして、ここに薩摩と長州の秘密裏の大盟約「薩長同盟」が成立したのです。
時、慶応2年1月22日夜半のことでした。
夜明け、門前で見張りをしていた三吉と共に、龍馬は晴れ晴れした表情で小松邸を後にするのです・・・

ついに成立した、薩摩と長州の盟約。
犬猿の仲である両藩を結び付けるという、思いも付かない発想。
誰よりも高い志しを持つ、一介の素浪人である龍馬だからこそ、成し遂げることが出来たのかもしれません。
こうして時代は倒幕、そして明治維新へと激動していくわけですが、同時に龍馬の身の上が、極めて危険な状態へと進んで行くことにもなるのです・・・

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Posted by 遠州森のビープロ at 22:24
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