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2010年06月04日

大河ドラマ・龍馬伝 第22回 「龍という女」

NHK大河ドラマ龍馬伝
5月30日のOAは、第22回 「龍という女」。

時は、文久3年(1863年)9月。
大坂の専称寺・勝塾で学ぶ坂本龍馬のもとに、武市半平太が投獄されたという知らせが入ります。

「八月十八日の政変」を境に、時代は朝廷と幕府が中心となる「公武合体」へと動きを見せ、京都を中心として、攘夷派の残党の者が次々に捕縛。 土佐藩も、勤王党への弾圧を本格的に始めていました。

旧友の武市が投獄され、行方知れずとなっている岡田以蔵の身も案じていた龍馬でしたが、そんな気持ちを振り払うかの如く、龍馬は勝塾での学びに精を出していました。

そして、勝塾で学ぶ龍馬ら土佐藩士のもとにも、土佐への帰国命令が出ますが、龍馬らはこれを拒否。
塾頭をはじめとする他の塾生らの協力もあって、龍馬らを連れに来た土佐の役人たちを追い払うことが出来ましたが、帰国を拒否したことにより脱藩処分に・・・ 龍馬は、再び脱藩の身となってしまったのです。

龍馬たちが身を寄せる、大和屋の娘・徳は思いを寄せる近藤長次郎のことを心配し、そして、龍馬の身を案じた姉・乙女からは、励ましの手紙と金・5両が送られてきます。

その頃、京都の警備隊・新選組から追われていた以蔵は、網の目を掻い潜るように恋人・なつのもとへ逃げ込みます。
「一緒に逃げて欲しい!」と懇願する以蔵でしたが、なつは、役人から以蔵が大勢の人を斬ったことを聞かされ、おびえながら「ごめんなさい」と・・・
なつに迷惑は掛けられないと悟った以蔵は、なつのもとを去っていくのです・・・

自分を頼ってきた以蔵を、追い出すことをしてしまったと、自責の念にかられたなつは、すがるような気持ちで大和屋の龍馬のもとを訪ねます。
事情を知った龍馬は、長次郎たちが止めるのも聞かずに、以蔵の行方を捜しに京都へと向かいます。

その頃、幕府と諸外国との間では、またまた日本側に不利な交易が持ち掛けられていて、西欧諸国の専横極まりないやり方にも、幕府は成す術も無く・・・ 龍馬たちの知らないところで、日本の国益は危機的状況に陥っていたのです。

そして、土佐では武市への取り調べが始まっていました。
後藤象二郎から、吉田東洋暗殺のことに関して聞かれた武市は、知らぬ存ぜぬを押し通しますが、勤王党・島村衛吉が拷問されていることを聞かされ、武市は苦しみに打ちのめされるのです・・・
土佐藩のため・・・ 大殿様のため・・・ ただひたすら、そのことだけを信じて尊王攘夷運動を行なってきた武市の心は、ずたずたに切り裂かれていました。

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同じ頃、龍馬の身を案じていた乙女は、近所の神社で龍馬の無事を祈願していました。 そこに、材木を売り歩いて廻る岩崎弥太郎が通り掛かります。
武市のことを「滑稽」と言い放つ弥太郎に、乙女は憤慨・・・ しかし、「土佐では下士が調子に乗ってはいかんがじゃき。大殿様の為と言えば言うほど、言われた方はイライラしてくる。人間ゆうがはそおいうもんぜよ。」との弥太郎の言葉に、一言も言い返すことが出来なかったのです・・・

そして、京都で以蔵を捜し廻る龍馬は、「扇岩」という宿に宿泊することに。
そこで龍馬は、宿の主人と一人の女が言い争う声を聞きます。
その女の名前は、楢崎龍(りょう)・・・ やがて夫婦となる、龍馬とお龍の初めての出逢いでした・・・
事情を訊くと、借金のかたにヤクザ者たちに連れ去られた妹を連れ返しに行くというお龍を、主人たちが引き留めていたということ。
聞けば、その借金の額は5両・・・ 飯炊きで雇われているお龍には、とても払える額ではありませんでした。

お龍のことを放っておけないと思った龍馬は、実家から送られてきた5両を持ち合わせていることに気付き、その金をお龍に渡します。
当然、お龍は受け取ることを拒みますが、「この金で妹を取り戻して、これを生き金にしてくれ。」との龍馬の言葉に、礼を言いながら受け取ったのです。

明くる日以降も、龍馬は以蔵を捜しに京の町を歩き廻ります。
そして、新選組に追われる以蔵を発見し・・・ 近藤勇、土方歳三、沖田総司という、そうそうたる面々に対し、「以蔵を渡すわけにはいかんぜよっ!」と龍馬は刀を抜きます。 そして以蔵を逃がし、追う土方、沖田を横目に、龍馬は近藤との一騎討ちに挑みますが、程なくして以蔵は、新選組と共に捜索に廻っていた会津藩の役人たちに取り押さえられてしまいます・・・

以蔵を助けることが出来なかった龍馬は、失意のうちに宿へと戻ります。
そこに、お龍が夕食を運んできました。
お龍は、龍馬に借金の件のかたがついたことを話し、借りた5両は必ず返すと礼を言いますが、龍馬は上の空の状態に・・・
半平太に続いて以蔵までもが・・・ 旧友を助けることが出来なかった龍馬の背中は、悲しみに打ち震えていたのでした。
そんな龍馬の背中を、お龍はじっと見つめていたのです・・・

龍馬の人生の後半を、共に過ごすことになるお龍との出会い・・・
姉・乙女への手紙に、「まっことおもしろき女!」と、お龍と出会った時の印象を書いたと伝えられていますが、このお龍は、この後の龍馬にとって、掛け替えのない存在となっていったのです・・・

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Posted by 遠州森のビープロ at 09:53
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