2010年03月23日
大河ドラマ・龍馬伝 第11回「土佐沸騰」
NHK大河ドラマ・龍馬伝。
3月14日のOAは、第11回「土佐沸騰」。
時は、安政7年(1860年)。
この年、江戸では桜田門外の変という大事件が勃発。 時の幕府大老・井伊直弼が水戸浪士によって暗殺。 これにより、井伊から蟄居命令を出されていた前土佐藩主・山内容堂の謹慎は解かれ、容堂は再度藩政に返り咲くことになります。
世の中がそのように劇的に動いている中、坂本龍馬は平井加尾との別れというショックから立ち直れず、落胆の日々を送っていました。
一方、長崎に派遣されていた岩崎弥太郎は、現地で藩の金を無断で使い込むという失態を犯し、任務を解かれてしまった弥太郎も、失意のうちに土佐へと戻ってきます。
同じ頃、武市半平太は祖母・智を喪い、悲しみに暮れていましたが、江戸での桜田門外の変の報を聞き、一大決心をします。
道場に同志たちを集め、「18名の名も無き浪士が井伊直弼に天誅を下した!わしらも水戸浪士と同じ刀を持っちゅう。世の中をひっくり返すことができるがじゃ!もう上士に怯むことはない。わしら下士の力で土佐藩を攘夷の旗頭にするがぜよ!」 と皆に決起を促します。
皆が意気揚々として帰っていった後、龍馬は武市に話しかけます。
「今回のことで自分の甘さが身に染みました。周りで騒いでいても自分の生き方をすればいいと思っていたけれど、やっぱり世の中と関わり無く生きていくのは無理。だったら自分から世の中に飛び込んでいくしかない・・・」
「けんど武市さん、皆をあそこまで煽る必要は無いのでは?皆その気になってしまって誰か上士に喧嘩を売る奴が出たら・・・」 と警鐘を促しますが、「わしに説教するつもりがか?」と、武市は龍馬の言葉に耳を貸そうとしません。
そして、龍馬が危惧していた出来事は、起こるべくして起こってしまったのです。 下士の池田忠次郎が、上士に理不尽に斬られるという事件が起こったのですが、その知らせを聞き駆け付けた忠次郎の兄・池田虎之進が、激昂しその上士を斬り殺してしまったのです。
この前代未聞の事件に怒り狂った上士たちは、下士たちを成敗するべく戦の準備を始めるいう事態にまで発展してしまいました。
一方、武市の道場に匿われていた虎之進のもとに下士たちが続々と集まり、「今こそ長年の恨みを晴らす!」上士との戦に気勢を上げていました。
正に、一触即発の事態となってしまったのです。
上士たちの集まる屋敷に吉田東洋が、そして下士たちの集まる武市道場には、龍馬が訪れてきました。
東洋は、「捨て身の覚悟の下士と戦になったら殺し合いになるだけじゃ。頭を冷やせ!」と一喝。 そこに、下士たちの動向を知らせに弥太郎がやってきます。
弥太郎は、これにより東洋から郷廻りという役を命じられることになります。
一方の龍馬も、皆を落ち着かせようと説得する武市に賛同し、自分が単身上士の所に乗り込み話をつけてくると、その場を出ていきます。
3月14日のOAは、第11回「土佐沸騰」。
時は、安政7年(1860年)。
この年、江戸では桜田門外の変という大事件が勃発。 時の幕府大老・井伊直弼が水戸浪士によって暗殺。 これにより、井伊から蟄居命令を出されていた前土佐藩主・山内容堂の謹慎は解かれ、容堂は再度藩政に返り咲くことになります。
世の中がそのように劇的に動いている中、坂本龍馬は平井加尾との別れというショックから立ち直れず、落胆の日々を送っていました。
一方、長崎に派遣されていた岩崎弥太郎は、現地で藩の金を無断で使い込むという失態を犯し、任務を解かれてしまった弥太郎も、失意のうちに土佐へと戻ってきます。
同じ頃、武市半平太は祖母・智を喪い、悲しみに暮れていましたが、江戸での桜田門外の変の報を聞き、一大決心をします。
道場に同志たちを集め、「18名の名も無き浪士が井伊直弼に天誅を下した!わしらも水戸浪士と同じ刀を持っちゅう。世の中をひっくり返すことができるがじゃ!もう上士に怯むことはない。わしら下士の力で土佐藩を攘夷の旗頭にするがぜよ!」 と皆に決起を促します。
皆が意気揚々として帰っていった後、龍馬は武市に話しかけます。
「今回のことで自分の甘さが身に染みました。周りで騒いでいても自分の生き方をすればいいと思っていたけれど、やっぱり世の中と関わり無く生きていくのは無理。だったら自分から世の中に飛び込んでいくしかない・・・」
「けんど武市さん、皆をあそこまで煽る必要は無いのでは?皆その気になってしまって誰か上士に喧嘩を売る奴が出たら・・・」 と警鐘を促しますが、「わしに説教するつもりがか?」と、武市は龍馬の言葉に耳を貸そうとしません。
そして、龍馬が危惧していた出来事は、起こるべくして起こってしまったのです。 下士の池田忠次郎が、上士に理不尽に斬られるという事件が起こったのですが、その知らせを聞き駆け付けた忠次郎の兄・池田虎之進が、激昂しその上士を斬り殺してしまったのです。
この前代未聞の事件に怒り狂った上士たちは、下士たちを成敗するべく戦の準備を始めるいう事態にまで発展してしまいました。
一方、武市の道場に匿われていた虎之進のもとに下士たちが続々と集まり、「今こそ長年の恨みを晴らす!」上士との戦に気勢を上げていました。
正に、一触即発の事態となってしまったのです。
上士たちの集まる屋敷に吉田東洋が、そして下士たちの集まる武市道場には、龍馬が訪れてきました。
東洋は、「捨て身の覚悟の下士と戦になったら殺し合いになるだけじゃ。頭を冷やせ!」と一喝。 そこに、下士たちの動向を知らせに弥太郎がやってきます。
弥太郎は、これにより東洋から郷廻りという役を命じられることになります。
一方の龍馬も、皆を落ち着かせようと説得する武市に賛同し、自分が単身上士の所に乗り込み話をつけてくると、その場を出ていきます。
そして、龍馬は上士たちが集まる屋敷へ、丸腰で姿を現わします。
「話し合いに応じてもれえませんろうか?このままでは、土佐が真っ二つに分かれて殺し合いになるがです!そうなったら、お咎めを受け藩は御取潰しにされるがじゃ!」 龍馬の決死の覚悟に感心した東洋は、上士たちに下士との話し合いに応じることを命じたのです。
後日、東洋の代理人として武市との話し合いに応じた後藤象二郎は、上士、下士共に刀を納める代わりに、騒ぎを起こした張本人・虎之心の切腹を命じます。 虎之心を救うことが出来なかったと悔やむ武市・・・ 同時に、東洋がこのまま下士たちを許しておくはずがない、土佐中の下士を集めて一大勢力を作れば・・・ という考えを思い巡らせていました。
一方の龍馬は、東洋の屋敷に呼び出されていました。
先の一件で、龍馬のことを気に入った東洋は、龍馬を上士に取り立てると、象二郎や傍らに居た弥太郎の前で宣言します。
あまりのことに、戸惑いを隠せない龍馬・・・ 何とか即答を避けることの許しをもらい、龍馬は屋敷を後にしました。
そして、武市の道場では、土佐中から多くの下士たちが集結していました。
一大勢力「土佐勤皇党」を結成し、自分たちの手で藩を動かしていく・・・
武市の考えに賛同した者たちが、一堂に会していたのです。
そこに龍馬も呼び出され、「土佐で最初に血判を押すがわ龍馬おまんじゃ!」と、武市に促される龍馬。
「仲間になってくれ!」 「おまんの力がいるがじゃ!」 「おまん無しではいかんがぜよ!」 と、皆にも加盟を迫られ・・・
龍馬、武市共に、日本国を諸外国から守るという思想は一致していたものの、同時に若干の思想のずれが生じていました。 その思想のずれが、龍馬と武市、二人の運命を変えていくことになるのです・・・
「話し合いに応じてもれえませんろうか?このままでは、土佐が真っ二つに分かれて殺し合いになるがです!そうなったら、お咎めを受け藩は御取潰しにされるがじゃ!」 龍馬の決死の覚悟に感心した東洋は、上士たちに下士との話し合いに応じることを命じたのです。
後日、東洋の代理人として武市との話し合いに応じた後藤象二郎は、上士、下士共に刀を納める代わりに、騒ぎを起こした張本人・虎之心の切腹を命じます。 虎之心を救うことが出来なかったと悔やむ武市・・・ 同時に、東洋がこのまま下士たちを許しておくはずがない、土佐中の下士を集めて一大勢力を作れば・・・ という考えを思い巡らせていました。
一方の龍馬は、東洋の屋敷に呼び出されていました。
先の一件で、龍馬のことを気に入った東洋は、龍馬を上士に取り立てると、象二郎や傍らに居た弥太郎の前で宣言します。
あまりのことに、戸惑いを隠せない龍馬・・・ 何とか即答を避けることの許しをもらい、龍馬は屋敷を後にしました。
そして、武市の道場では、土佐中から多くの下士たちが集結していました。
一大勢力「土佐勤皇党」を結成し、自分たちの手で藩を動かしていく・・・
武市の考えに賛同した者たちが、一堂に会していたのです。
そこに龍馬も呼び出され、「土佐で最初に血判を押すがわ龍馬おまんじゃ!」と、武市に促される龍馬。
「仲間になってくれ!」 「おまんの力がいるがじゃ!」 「おまん無しではいかんがぜよ!」 と、皆にも加盟を迫られ・・・
龍馬、武市共に、日本国を諸外国から守るという思想は一致していたものの、同時に若干の思想のずれが生じていました。 その思想のずれが、龍馬と武市、二人の運命を変えていくことになるのです・・・
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Posted by 遠州森のビープロ at 15:16
[歴史ドラマ諸々]
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