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2010年03月12日

大河ドラマ・龍馬伝 第10回「引きさかれた愛」

NHK大河ドラマ・龍馬伝
今週のOAは、第10回「引きさかれた愛」。

時は、安政5年(1858年)。
江戸・千葉道場での、二度目の剣術修行を終えた坂本龍馬は、再び土佐へと帰ることになりました。

江戸出発の日、道場主・千葉定吉、重太郎にお礼の挨拶をした龍馬は、二人から励ましの言葉をもらい、そして北辰一刀流の目録を手渡されます。
感無量でそれを受け取った龍馬は、出発の間際、龍馬のことを慕っていた佐那から、その思いを告げられます。
土佐で、帰りを待たせている平井加尾への思いを抱く龍馬は、「土佐には大事なもんがあるがです。ワシにとってかけがえのないもの。わしはそこに帰らんといかんですき・・・」と答えるしかありませんでした。

その頃、幕府はアメリカとの日米修好通商条約を結んでいました。
別名・不平等条約とも言われ、アメリカだけが得をするという理不尽なものでしたが、「アメリカと戦になれば、日本に勝ち目はない。」と判断した大老・井伊直弼は、この条約を独断で決めてしまったのです。
これは、この後の幕末への動乱へとつながっていくきっかけになったと言っても過言ではないでしょう。

そして龍馬は、久しぶりに土佐へと帰国。
兄・権平や、姉の乙女ら家族に目録を披露しながら、江戸での剣術修行の成果を報告しました。
そして、近所の神社で加尾と久しぶりの再会・・・
「長い間待たせて済まんかったの。わしの女房になってくれ・・・」
この言葉に、加尾は感涙にむせぶのでした・・・

同じ頃、相変わらずの牢生活を送らされていた岩崎弥太郎は、ある日突然許しが出て、牢から出されます。
弥太郎が獄中で書いた意見書が、蟄居が解かれ土佐藩・参政に返り咲いていた吉田東洋の目にとまり、弥太郎に商売の才能があると見抜いた東洋が、既に外国との貿易が始まっていた長崎に、弥太郎を派遣する命を出したのです。
身なりを綺麗に整え、長崎へと出発する間際、弥太郎は龍馬と再会。
弥太郎の身なりに驚く龍馬に、長崎派遣を自慢げに話す弥太郎。
そんな弥太郎に、龍馬は頑張れとエールを送るのでした。

一方、土佐藩では藩主・山内豊信(後の容堂)が、井伊直弼の政に異を唱えたことで隠居させられるという事態が起こっていました。
豊信は、自分の代わりに東洋に土佐の政を委ね、それを受けた東洋は、藩の財政改革を着手していきました。
家臣の禄高の半減、側用人などの職の廃止など、東洋が行なった改革は、多くの藩士たちから反感を買うものとなっていました。

この改革で、職を失った柴田備後は荒れまくり・・・ そんな柴田のもとを、武市半平太が訪ねてきます。
「吉田東洋様は攘夷を分かっていない。一刻も早く柴田様が藩政に戻らないと土佐藩の行く末はない・・・」と進言した武市に、柴田はある策を命じます。
その策とは、公家の中でも攘夷に熱心な三条実美に取り入るため、隠密を送り込むというもの。
命を受けた武市は、同士の下士たちと隠密作戦を練り始めます。
武市たちが出した作戦とは、実美の兄・三条公睦に嫁いだ豊信の妹・恒姫のお世話係として隠密を送込むというもの。
この役目に相応しい女子は・・・ 平井収二郎が、妹の加尾を差し出すと・・・

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収二郎から、京へ行く役目の話を切り出された加尾は激しく反発。
思い余った収二郎は、加尾のほうを殴ってしまい・・・ 失意の加尾は家を飛び出し、龍馬のもとへ。
経緯を聞いた龍馬は、すぐさま武市のもとへ。
加尾との夫婦の約束を話し、必死に説得する龍馬でしたが、武市が首を縦に振ることはありませんでした。
武市を説得することは叶いませんでしたが、龍馬は命がけで加尾を守ると誓い、また神社で会う約束をして、一旦加尾を自宅へ帰します。

明くる日、加尾が龍馬との待ち合わせの神社に行くために玄関を出ると、収二郎と武市が待ち構えていました。
収二郎は、「おまんがどーいても龍馬と添い遂げるゆうなら、わしは腹を斬る!」と、加尾の前で切腹しようとし・・・ 泣きながら必死で止める加尾・・・
結局、加尾は兄の決死の覚悟に負け、役目を引き受けることになったのです。
一方で、神社で来るはずのない加尾を待ち続ける龍馬。
いやな予感がした龍馬は、加尾の自宅へ・・・ そこに通り掛かった饅頭屋・長次郎から、加尾が京へと行くことになったことを聞かされるのです。

柴田の屋敷では、武市、収二郎に付き添われた加尾が、奉公に出る報告を柴田に行なっていました。
そこに龍馬が現れ・・・ 「行くなー!行くな加尾ー!」と叫ぶ龍馬。
涙を流す加尾・・・ 刀を抜いて、屋敷に乗り込もうとした龍馬を、武市が止めに出ます。 「加尾は自分で決めたがぜよ!自分で決めたがぜよ!」 「収二郎に腹を切らせとうないと、自ら京へ行く道を選んだがぜよ」 武市の言葉に、龍馬は愕然とその場に崩れ落ちるのでした。

失意のまま帰宅した龍馬に、乙女が加尾から預かった手紙を差し出します。
加尾の待つ神社に向かった龍馬・・・ そこで龍馬と加尾は、惜別の抱擁をするのです・・・
好き合った二人でしたが、遂に添い遂げることは叶いませんでした。
龍馬と加尾の愛を引き裂いたもの・・・ この理不尽な出来事が、今後の龍馬の飛躍のばねになっていったのかもしれません・・・

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Posted by 遠州森のビープロ at 23:22
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