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2009年10月27日

大河ドラマ・天地人 第43回「実頼追放」

NHK大河ドラマ天地人
今週のOAは、第43回「実頼追放」。

時は慶長9年(1604年)夏。
上杉景勝側室に子が授かり、ようやく上杉家に跡継ぎが出来ます。
しかし、その側室は景勝嫡男・玉丸を出産した直後に亡くなってしまい、玉丸の養育は、直江兼続室・お船が引き受けることとなりました。

生涯の伴侶であった菊姫を春に亡くし、跡継ぎを授かってくれた側室までも亡くしてしまった景勝の心中は計り知れないもので、玉丸を自らの手で抱こうということをしませんでした。

同じ頃、兼続長女・お松と本多正信次男・政重との婚礼の準備が、着々と進められていました。
兼続は、弟である大国実頼にその手はずを整えるよう、上方へと使いに出しますが、実頼から状況報告がまったくありませんでした。
実頼の身に何かあったのでは・・・ と心配した兼続は、泉沢久秀に上方へ行ってもらうよう頼みます。

泉沢が実頼のもとに着くと、昼から酒をあおり飲んだくれている実頼の姿を目の当たりにします。
事情を聞く泉沢に対し、実頼はこの婚儀は承服できないという、自らの本音を吐露します。 上方で福島正則邸に赴いた際、酔った勢いもあってか「徳川の重臣と縁戚を結ぶとは、上杉も腑抜けになったものだ。」と、正則から悪態を吐かれ、実頼自身も、兄・兼続の考えが理解出来ずにいたのです。

泉沢は、何とか実頼を説得して正信邸に挨拶に赴きますが、その席で実頼は、勝手に婚儀を断るという旨の発言をしてしまいます。
立腹した正信は、その旨を徳川家康や他の重臣たちに報告。
榊原康政は、これは上杉の謀反に他ならない、厳罰に処するべき、と家康に進言し、家康はよきに計らうよう榊原に命じます。

実頼の暴挙を聞いた兼続は、急遽上方へ上洛。 家康への目通りを願い出ますが、代理で応対した榊原に、厳しく叱責されてしまいます。
榊原は、上杉の御家取り潰しも免れぬと発言したうえで、上杉の誠意を見せるには、玉丸を江戸に人質に差し向ける他無いという、上杉にとっては到底受け入れられない無理難題を突き付けてきたのです。

思案の末、兼続は正信のもとを訪ね、この度の不始末を詫び、実頼には然るべく処分を下すこと、上杉は徳川に対し決して二心は無いことを改めて述べ、この婚儀だけは是非に承諾して欲しいと談判。 兼続の覚悟に感じ入った正信も、ようやくわだかまりを解き婚儀の件を了承します。

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その後、米沢へ戻った兼続は、実頼に対し高野山への追放という処分を下します。 死罪をも覚悟していた実頼は、その思いを兼続にぶつけ懇願しますが、生き延びた上で罪を償えと、兼続は実頼に諭すのです。

秋になり、米沢では収穫の時期を迎えていました。
開拓地に赴いた兼続らは、野菜の収穫をしている桜井晴吉らのもとを訪ねます。 豊作に喜びを感じる兼続ら。 その光景に、兼続は幼き頃の与七(実頼)のことを思い浮かべていたのでした・・・

同じ頃、実頼は高野山で修業の日々を送っていました。
その高野山で、実頼は意外な人物と再会します。 同じく追放された身の、真田幸村でした。
幸村から、実頼のことを頼むと兼続から言われたと聞き、実頼は、兄・兼続の愛を改めて噛み締めていたのでした・・・

義、そして誇りを重んじ、利害だけで動くことを嫌い、織田信長や徳川家康などに徹底的に抗い続けた上杉。
しかし、そればかりを重んじていても、民衆の生活は決して豊かにはなりません。 兼続は、上杉の義や誇りを重んじながらも、民が安心して暮らしていける国作りを最優先に考えたのです。

そのためには、敵方であった徳川とのつながりをも重要視するという、兼続の考え。 同じく、上杉の義と誇りを胸に生きてきた実頼は、その兼続の考えがどうしても理解出来なかったのでしょう。
兼続もまた、実の弟を処分せざるを得なかったという苦しみは、計り知れないものだと感じます・・・

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Posted by 遠州森のビープロ at 22:31
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