2009年02月25日
大河ドラマ・天地人 第8回「謙信の遺言」
NHK大河ドラマ・天地人。
今週のOAは、第8回「謙信の遺言」。
時は天正5年(1577年)。
能登・七尾城を攻め落とした上杉軍は、勢いを増しながら加賀へと侵攻していきます。
織田信長家臣・柴田勝家が陣取る手取川に、早々に攻撃を仕掛けるよう景虎、景勝をはじめとする重臣たちは進言しますが、上杉謙信は動こうとはしませんでした。
織田軍との戦いに、謙信は「天の力」を味方につけるべく、時を待っていたのです。
その頃、蟄居中の樋口兼続は上田庄・雲洞庵で、相変わらず自らを見つめなおす日々を送っていました。 そこに突如現れた、謎の忍びの女・初音。
初音は、手取川での織田軍と上杉軍との戦いの様子を、こと細かく兼続に話し始めたのでした。
大雨が降り注ぐある日の深夜半、上杉軍は突如夜襲を掛けます。
多数の鉄砲隊を抱える織田軍は応戦しますが、大雨のため火縄が消え鉄砲が使い物になりません。
混乱した織田軍は、川を渡って引き上げようとしますが、大雨で水かさが増した川で溺死する兵が続出。
戦は、上杉軍の大勝利に終わりました。
謙信が待っていた、「時」、「天の力」とは、まさにこの事だったのです。
兼続は、初音からの自軍の勝ち戦の報に喜びますが、手負いの織田軍に追い討ちを掛けなかったことも聞かされ、義のために戦をしているという謙信の信念かと思いつつも、御屋形・謙信の真の心が分からず、複雑な心中になっていました。
明けて天正6年(1578年)。
兼続の許に、蟄居解除の報が届きます。
住職・北高全祝にお礼の挨拶を済ませた後、兼続は実家に立ち寄り、亡き母・お藤にもそのことを報告。
父・惣右衛門から激励の言葉をもらい、主君・景勝の家臣に加えて欲しいと望む弟・与七を従えて、兼続は久しぶりに春日山へと帰還したのです。
兼続の帰還を上田衆は皆喜び、景勝も温かく迎えます。
与七の仕官も叶い、兼続は喜びをかみしめていました。
そしてもう一人、兼続の帰還を喜ぶ者が・・・ 直江家・お船の婿となった信綱です。
信綱から直江家に招待を受けた兼続・・・ 秘かに想い合いながらも添い遂げられなかった兼続とお船の心中は、複雑極まりないものでした。
そして、上杉軍は関東平定に向け出陣の準備を進めていました。
景勝、景虎を呼び寄せた謙信は、この勢いで天下取りをと意気込みを見せる両者に対し、己の戦の目的は足利幕府の再興にあり、天下を取る野心など無いと告げます。
加えて謙信は、この世には天下を取るより大切なことがあると、衝撃を受ける両者に対して諭すのでした。
兼続も、謙信のこの考えは理解しきれないものがあり、何が正しき道なのか心の中で葛藤していました。
その謙信からお目通りを許された兼続は、謙信から心に迷いがあることを指摘され、迷うことで己の義が見えてくると謙信から説かれ、気持ちを新たに、上杉家への忠誠を誓うのです。
景勝母・仙桃院の許に、帰還の挨拶に伺った際、「北斗の七星の如く、主君・景勝に仕えなさい」との仙桃院からの言葉、そして謙信からの助言・・・ 己の進むべき道筋が見えてきた兼続。
これからだ・・・ という時に、謙信が突如病で倒れてしまったのです・・・
今週のOAは、第8回「謙信の遺言」。
時は天正5年(1577年)。
能登・七尾城を攻め落とした上杉軍は、勢いを増しながら加賀へと侵攻していきます。
織田信長家臣・柴田勝家が陣取る手取川に、早々に攻撃を仕掛けるよう景虎、景勝をはじめとする重臣たちは進言しますが、上杉謙信は動こうとはしませんでした。
織田軍との戦いに、謙信は「天の力」を味方につけるべく、時を待っていたのです。
その頃、蟄居中の樋口兼続は上田庄・雲洞庵で、相変わらず自らを見つめなおす日々を送っていました。 そこに突如現れた、謎の忍びの女・初音。
初音は、手取川での織田軍と上杉軍との戦いの様子を、こと細かく兼続に話し始めたのでした。
大雨が降り注ぐある日の深夜半、上杉軍は突如夜襲を掛けます。
多数の鉄砲隊を抱える織田軍は応戦しますが、大雨のため火縄が消え鉄砲が使い物になりません。
混乱した織田軍は、川を渡って引き上げようとしますが、大雨で水かさが増した川で溺死する兵が続出。
戦は、上杉軍の大勝利に終わりました。
謙信が待っていた、「時」、「天の力」とは、まさにこの事だったのです。
兼続は、初音からの自軍の勝ち戦の報に喜びますが、手負いの織田軍に追い討ちを掛けなかったことも聞かされ、義のために戦をしているという謙信の信念かと思いつつも、御屋形・謙信の真の心が分からず、複雑な心中になっていました。
明けて天正6年(1578年)。
兼続の許に、蟄居解除の報が届きます。
住職・北高全祝にお礼の挨拶を済ませた後、兼続は実家に立ち寄り、亡き母・お藤にもそのことを報告。
父・惣右衛門から激励の言葉をもらい、主君・景勝の家臣に加えて欲しいと望む弟・与七を従えて、兼続は久しぶりに春日山へと帰還したのです。
兼続の帰還を上田衆は皆喜び、景勝も温かく迎えます。
与七の仕官も叶い、兼続は喜びをかみしめていました。
そしてもう一人、兼続の帰還を喜ぶ者が・・・ 直江家・お船の婿となった信綱です。
信綱から直江家に招待を受けた兼続・・・ 秘かに想い合いながらも添い遂げられなかった兼続とお船の心中は、複雑極まりないものでした。
そして、上杉軍は関東平定に向け出陣の準備を進めていました。
景勝、景虎を呼び寄せた謙信は、この勢いで天下取りをと意気込みを見せる両者に対し、己の戦の目的は足利幕府の再興にあり、天下を取る野心など無いと告げます。
加えて謙信は、この世には天下を取るより大切なことがあると、衝撃を受ける両者に対して諭すのでした。
兼続も、謙信のこの考えは理解しきれないものがあり、何が正しき道なのか心の中で葛藤していました。
その謙信からお目通りを許された兼続は、謙信から心に迷いがあることを指摘され、迷うことで己の義が見えてくると謙信から説かれ、気持ちを新たに、上杉家への忠誠を誓うのです。
景勝母・仙桃院の許に、帰還の挨拶に伺った際、「北斗の七星の如く、主君・景勝に仕えなさい」との仙桃院からの言葉、そして謙信からの助言・・・ 己の進むべき道筋が見えてきた兼続。
これからだ・・・ という時に、謙信が突如病で倒れてしまったのです・・・
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Posted by 遠州森のビープロ at 22:17
[歴史ドラマ諸々]
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