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2010年07月23日

大河ドラマ・龍馬伝 第29回 「新天地、長崎」

NHK大河ドラマ龍馬伝
7月18日のOAは、第29回 「新天地、長崎」。

時は、明治15年(1882年)。
東京・千住にある鍼灸院・・・ ここで治療を受ける、三菱財閥創始者・岩崎弥太郎に、土陽新聞記者・坂崎紫瀾が取材を行なっていました。

岩崎弥太郎が知る坂本龍馬・・・ 坂崎は、海軍操練所閉鎖後、薩摩へ向かったという龍馬たちのその後を聞きだそうとしていたのです。

龍馬の名を聞き、反応する鍼灸院の女主人・・・
それは、かつて龍馬が修行していた千葉道場の娘・千葉佐那だったのです。 千葉道場はすでに閉場となっており、佐那の父・定吉は京都で役人に、そして佐那は鍼灸院を始めたとの事・・・
坂崎と同じく、佐那も龍馬のその後のことが気に掛かってしかたない・・・
そして弥太郎は、その後の出来事を少しずつ話し始め・・・

時は遡り、慶応元年(1865年)。
龍馬は、近藤長次郎、沢村惣之丞らと共に、薩摩藩家老・小松帯刀、西郷吉之助らに伴われ、海路薩摩へと向かっていました。
その途中、長崎へと立ち寄った一行。 長崎は、当時諸外国との交易が最も盛んであった港町。 長崎の町を歩く龍馬たちには、そこで見るものが全て新鮮で、そして、そこで見た異人たちにも興味深々でありました。

龍馬たちが宿泊することになった、長崎の貿易豪商・小曽根乾堂邸で、西郷は龍馬たちの扱い方を思案。 小曽根に相談を持ち掛けていました。
その席に龍馬が現れ・・・ 龍馬は、小曽根や西郷の前でも物怖じ一つせず、自分たちの今後の身の振り方での要望を話し出します。
諸外国との貿易が活発に行なわれている長崎を気に入った龍馬は、自分たちをこのままここにおいて欲しいと、西郷に申し出たのです。

西郷は、薩摩藩に雇われたのだから藩のために働いてもらわないと困ると返しますが、西郷ら薩摩からしてみれば、自分たちが龍馬らを保護しているという自負があり、それは筋の通っていること。 しかし、藩のしがらみから逃れたい龍馬は、薩摩藩の仕事を優先するという条件を付けながら、「自分らの食いぶちは自分らで稼ぐ。」とまで言い放つのですが、所詮一介の脱藩浪士の戯言・・・ とばかりに、全く取り付くしまは無かったのです・・・

この頃、幕府はフランスの操り人形と化しており、「各藩と諸外国の貿易は全て幕府を通す」というフランスの提案を受け入れていました。
これにより、各藩は貿易の自由を失われ、薩摩藩もその被害を被ることに。
この頃から、薩摩の幕府への不信感が芽生え始めてきました。
倒幕の遠因と言っても、過言ではないでしょう・・・

フランスは、日本との貿易を独占しようと、都合の良い提案を幕府に持ちかけたのですが、イギリスやアメリカなどの大国が黙っているはずもなく・・・
日本国は、いつ戦争が起こっても不思議ではないという状況にまで、追い込まれていたのです・・・

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西郷を当てにせず、自分たちで道を切り開こうと考えた龍馬たちは、イギリスの貿易豪商・トーマス・ブレーク・グラバー邸に乗り込みます。
商売をする為に、蒸気船を貸して欲しいと申し出る龍馬に、一月1200ポンド(3000両)でなら貸し出すと、トーマスは答えます。
西郷の言うように、龍馬たちは一介の脱藩浪士。 トーマスが、龍馬たちのことを信用するはずもありませんでした。

「失うものは何も無い・・・」
この時の龍馬たちの心境は、そのようなものだったのかもしれません。
次に龍馬たちが目を付けたのは、長崎の花街・丸山。
引田屋という料亭に乗り込んだ龍馬たちは、ここで各藩が談合する中、蒸気船を貸してくれそうな藩を探し出そうと考えていたのです。

引田屋では、薩摩藩など諸藩が、そして外国から最新の銃を入手しようと、長州藩も秘かに談合をしていました。
芸妓のお元が舞を披露、津和野藩士と偽った高杉晋作、伊藤俊輔らが酒を飲んでいる中、龍馬たちが部屋に乗り込んできます。
場の空気が殺気立つ中、龍馬は高杉に交渉をし始めます。 龍馬は、高杉らが長州藩士だということを見破っていたのです。

桂小五郎から、龍馬のことを聞いていた高杉は龍馬を信用し、自分たちが銃を手に入れようとしていることを話します。
そして、武力での攘夷をを諦め、倒幕を企てていることを打ち明けるのです。
龍馬、高杉らがそんな話し合いをしている部屋の前を、たまたま通り掛かった薩摩藩士に聞かれてしまい・・・ 龍馬たちの居る部屋に、薩摩藩士たちが乗り込んできてしまいました。

薩摩藩士の中には、西郷の姿も・・・ 龍馬、西郷、共に思わぬ場所での対面に驚きますが、西郷は構わず、長州藩士たちの召し捕りを命じ、龍馬は、それを必死でくい止め・・・ やがて、長崎奉行所の役人が現れますが、その時は長州藩士が逃げ去った後でした。

引田屋に、長州藩士が潜入しているのを通報したのは、お元でした。
お元は芸妓の傍ら、長崎奉行・朝比奈昌広の隠密として働いていたのです。
やがて、龍馬との浮名を流すことが伝えられていますが、このお元が、この後の龍馬たちに深く関わってくることになるのです・・・

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Posted by 遠州森のビープロ at 09:32
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