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2005年12月26日

「森のまつり」14町内の屋台“桑水社”

毎年11月初旬に行なわれている、「遠州森のまつり」

今日から不定期ながら、その森のまつりで引き廻される、14町内の屋台のご紹介をさせていただきます。
なお、紹介文は、“森の祭り”ホームページより引用となります。

一番手は、“桑水社”(下宿町内会)。

初代桑水社の屋台は江戸時代末期に造られているが、製作年は不明。
2代目は明治26年に造られ大正15年、睦栄社に売却された。その屋台は現在も菊川で活躍中である。

そして3代目が現在の屋台であり、大正13年に建造されている。

「森のまつり」14町内の屋台“桑水社”

造ったのは、下宿の松浦清太郎他7人の工匠、車輪は鈴木喜平、漆塗りは袋井町久津部の男だが氏名は不詳。

彫りは上山梨の彫刻師・宮本丹次。
職人気質で一刻で、気が向かないと仕事をしないが、いったんやり始めると寝るのも忘れて熱中するという。
こんな男だから自然と作品が少ない。
宮本丹次63年の生涯で、彫った屋台はたったの1台。
そのうちの1台が桑水社というから価値がある。

先ずは正面欄間に鳳凰、右の御簾脇には亀乗り仙人、左の御簾脇には鯉乗り仙人、そして左右の欄間と後欄間には、ぐるりと桃太郎の絵物語が彫られている。
たったこれだけしかないが、その黒光りした彫りには宮本丹次の心と、桑水社の伝統が刻み込まれている。 

最後に下宿の名物といえば倉島のこんにゃくに栄正室の梅衣、それに長坂支店のラーメンである。
「長坂のラーメン喰わなきゃ祭りは始まらねえ」とはよく聞く。・・・(かなり余談)

なお、桑水社の屋台の彫りは、平成11年の改装の際に、正面の亀乗り仙人・鯉乗り仙人・鳳凰が新たに作成され、支輪の彫りと木鼻が追加されている。

地図はこちら

こちらの紹介文は、“森の祭り”ホームページから引用、著作権は、大庭学氏(森町・下宿出身)が有しております。

次回は、“沿海社”(川原町町内会)の紹介です。





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