明日は武家凧まつりです
明日5日、森町・太田川親水公園にて(他、公園付近の河川敷)、町内の第一子の誕生を祝う、凧揚げ大会(通称:
武家「ぶか」凧まつり)が行なわれます。
初節句の凧揚げと言えば、浜松祭りがあまりにも有名ですが、ここ森町の武家凧まつりも歴史と伝統のある、古くから行なわれているお祭りです。
江戸時代中期、この地域の代官を務めていた
土屋の殿様(
忠臣蔵に出てくる土屋主税です)の嫡男誕生を祝って、祝い凧を揚げたのが始まりとされています。
森の武家凧は、
糸身が2本しかないのが特徴。
2本の糸身で、最大・凧紙100枚の凧を揚げるには、相当なバランス感覚が必要です。
それから、
“へい”と呼ばれる凧に風を送り込む物があって、凧が揚がると、そのへいから
「ブ~ン、ブ~ン」という音が出て、これも森の武家凧ならではの特徴です。
36枚や64枚、そして100枚の凧が揚がったときの爽快感は見事なもので、毎年、100~150の凧が高々と揚げられます。
昼間はこちらで凧揚げが、
森のまつり囃子が流れる中盛大に行なわれ、夜は各町内のミニ屋台が出て町内を引き廻し、初子さん宅前で
盛大な祝いの儀式が行なわれます。
明日の子供の日は、遠州森町の武家凧を観に来ませんか!
凧揚げ会場の場所
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