明日は武家凧まつりです

遠州森のビープロ

2007年05月04日 18:16

明日5日、森町・太田川親水公園にて(他、公園付近の河川敷)、町内の第一子の誕生を祝う、凧揚げ大会(通称:武家「ぶか」凧まつり)が行なわれます。

初節句の凧揚げと言えば、浜松祭りがあまりにも有名ですが、ここ森町の武家凧まつりも歴史と伝統のある、古くから行なわれているお祭りです。

江戸時代中期、この地域の代官を務めていた土屋の殿様忠臣蔵に出てくる土屋主税です)の嫡男誕生を祝って、祝い凧を揚げたのが始まりとされています。

森の武家凧は、糸身が2本しかないのが特徴。
2本の糸身で、最大・凧紙100枚の凧を揚げるには、相当なバランス感覚が必要です。
それから、“へい”と呼ばれる凧に風を送り込む物があって、凧が揚がると、そのへいから「ブ~ン、ブ~ン」という音が出て、これも森の武家凧ならではの特徴です。

36枚や64枚、そして100枚の凧が揚がったときの爽快感は見事なもので、毎年、100~150の凧が高々と揚げられます。

昼間はこちらで凧揚げが、森のまつり囃子が流れる中盛大に行なわれ、夜は各町内のミニ屋台が出て町内を引き廻し、初子さん宅前で盛大な祝いの儀式が行なわれます。

明日の子供の日は、遠州森町の武家凧を観に来ませんか!
凧揚げ会場の場所
凧揚げ会場の場所です

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