国民文化祭 in 森町 「佐原囃子保存会」

遠州森のビープロ

2009年08月22日 21:40

「第24回国民文化祭・しずおか2009」
来たる今秋の11月7日(土)、遠州森のまつりの中日(2日目)に当たるこの日、ここ遠州森町で開催されます。

“遠州森町、古都の芸能と江戸のお囃子”をサブテーマに、「遠州森町の祭りと芸能」として行なわれるこの催し・・・ 今回は出演団体の一つ、千葉県香取市の「佐原囃子保存会(佐原の大祭)」をご紹介します。

佐原の大祭は、毎年7月の祇園祭り(八坂神社祭礼)と、10月の秋祭り(諏訪神社祭礼)の2回に渡って行なわれています。
八坂神社の祇園祭(本宿祭り)では10台の山車が、諏訪神社の秋祭り(新宿祭り)では14台の山車が曳き廻されます。

彫刻などで飾り付けられた山車の上には、大人形などの飾り物が載せられ、お囃子の演奏と共に土蔵造りの町並みを曳き廻す・・・ 森のまつりと、非常によく似ているのではないでしょうか。

佐原囃子は、本来下座と呼ばれ、篠笛、小鼓、大鼓、附締太鼓、大太鼓、摺鉦により15~30人で組みし(下座連)、役物(儀式曲)、段物(古典大曲)、端物(流行唄)合わせて40~50曲ほどを演奏し、現在50団体以上の各保存会が伝承活動を行なっています。

来たる11月7日には、第2部(16:40頃~)に9曲のお囃子を約30分に渡って演じられることになっています。

詳しくは、広報もりまち「遠州森町の祭りと芸能」、または「佐原の大祭」をご覧ください。

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