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2012年10月28日

森のまつり・今昔物語 “母から娘へ・父から息子へ”

遠州森のまつり・お祭り前の話題。
森のまつり・今昔物語。 第十弾は、“母から娘へ・父から息子へ”。
(テーマ、写真は、平成24年森のまつりカレンダーより)

森のまつり・今昔物語 “母から娘へ・父から息子へ”森のまつりの中で、重要な役どころであるのは、若衆の最高責任者である各社の「社長」。

現在では、各社の最高責任者の立場を担っているのは頭取ですが、昔は、この社長が自社の責任を一手に担っていました。
確かに責任は重たいですが、同時にお祭りでは花形の役どころでもあり、三日間、赤いリボンを腹掛けに付け、たすきを掛けて往く姿は勇壮そのもの。

特に、森のまつりが最高潮に盛り上がる三日目の舞児還しでは、舞児と共に屋台の欄干に乗り、その勇壮な姿を披露するという、最高に名誉のある役どころです。 毎年、各社一名のみの選ばれしものが、その役を担います。

勇壮で荒々しい森のまつりで、お祭りに花を添える役どころであるのが「舞児(まいこ)」。 氏神様が祀られている三島神社に仕えるという、名誉ある役目を、女児または男児が務めます。
こちらも、役目を担えるのは各社一名のみで、舞児本人だけでなく両親や祖父母など、親族にとっても大変な名誉となります。

森のまつり・今昔物語 “母から娘へ・父から息子へ”10月16日の記事でご紹介したような、人形創りの職人技、お祭り笛吹き名人などの「技」というものは、親から子へ、そして孫へと、代々受け継がれていくというのは、ある意味自然な流れなのかもしれませんが、社長、または舞児を親子二代で務めるというのは、非常に稀なこと。 中にはそんな名誉ある役目を二代に渡って務めている人たちもいますが、それも目には見えない、受け継がれているものが何かあるのかもしれません。

お祭り三日間、氏神様の御前で舞を舞い、町民の皆に祝福されながら屋台に乗ってご両親のもとへ送り届けられる舞児。
社の顔として、その勇姿を町民に披露し、そして社を代表して舞児を三島神社にお迎えに上がり、舞児と共にその晴れ姿を皆に披露する社長。
いずれも選ばれしものだけが担える名誉ある役。 森のまつりの中で、非常に重要な役どころなのです。

遠州森のまつりまで、あと5日・・・
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