常盤の横笛・・・ 森町・三島神社にて

遠州森のビープロ

2005年11月25日 23:32

毎年11月初旬に行なわれる、三島神社大祭。
と言うよりも、“遠州森のまつり”と言ったほうが分かりやすいですね。
そうです、先日行なわれた、“森のまつり”です!

その三島神社に奉納されている、巨大横笛のご紹介です。

長さ:3m10cm、直径:15cmの、超ジャンボ横笛は、三島神社の大祭に奉納される「石松囃子」を正しく保存伝承していこうとする「常盤会」が昭和48年、会結成3周年を迎えるにあたり、郷土、神社の伝統と弥栄を祈念し、同会員(当時46名)が、1ヶ月間精魂を込めて作り上げた、手作りの竹笛です。

今日に伝わる「石松囃子」は、大太鼓、小太鼓、鐘と横笛で奏でられる祭囃子で、遠く平安時代(千数百年前)九州から御遷座(せんざ)された三島神社の祭事に奉奏された哀愁切々たる「雨垂れ(あまんだれ)」の曲に始まり、江戸時代の「屋台下囃子」、明治中期の「馬鹿囃子」が生まれ、その単純素朴さのうちに、人懐かしさ厳しさを訴える、森独特の調べに、いつとはなく人々が「石松囃子」と呼ぶようになったという。
(本文は、奉納されている三島神社内の紹介文を引用したものです。)

このジャンボ横笛、三島神社境内・本殿横で観ることができます。
「常盤会」のお囃子は、“森のまつり”ホームページにて聴くことができますよ!

関連記事