遠州森のまつり・義理、人情、男気、石松の故郷ここにあり
遠州森のまつり・お祭り前の話題。
第十弾は、「義理、人情、男気、石松のふるさとここにあり」
(写真は、平成25年・森のまつりカレンダーより)
~ 遠州森町良い茶の出どこ ~
~ 娘やりたやお茶摘みに ~
~ 昭和の御代まで名を残す ~
~ 遠州森の石松を 不弁ながらも勤めます ~
これは、石松金毘羅代参のエピソードを、二代目・広沢虎造が小粋に謡いこなす浪曲。
「森の喧嘩まつり」という代名詞は、傍から見ると喧嘩をしているように見えるほど、荒々しく威勢がいい屋台の曳き廻しや練りから形容されたもので、義理、人情に厚く男気ある人物でありながら、喧嘩っ早いのが玉に瑕と伝わる、森の石松からきているともいえます。
夜祭りでの屋台の曳き廻しや練りでは、若衆同士の多少の小競り合いなどもありますが、その場では熱くなってしまっても、決して後を引くことなくしばらくするとけろっとしているところなど、それも石松の血を引いているからなのかもしれません。
遠州森のまつりまで、あと10日・・・
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