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2006年03月01日

森町総合計画 『古きを生かしまちづくり』

1月29日に掲載した記事、『森町協働まちづくり』 に関する記事が、2月26日の静岡新聞朝刊に載っていました。

森町総合計画 『古きを生かしまちづくり』平成の大合併から約一年近く経ち、各自治体においても、新たなまちづくりの構想が出ていることだと思います。
合併をせず単独の道を選択した森町も、魅力あるまちづくりを、行政主体ではないもので目指しています。

以下、ちょっと長くなりますが、上記新聞記事を引用・・・

森町は現在、今後10年間のまちづくりの指針となる総合計画の策定を進めている。
今月7日には町長の諮問機関「森町総合計画審議会」が計画の土台となる基本構想を答申した。
その中で示されたまちの将来像は「ええら森町! みんながチカラの郷づくり 古きをいかして新しきを創る」。
とかく抽象的になりがちな自治体の将来像としては斬新な響きがある。
特に「古きをいかして新しきを創る」には、森町のすすむべき未来が示されているように思う。

総合計画というと、行政運営の縛りになるのを恐れて総花的になりがち。
内容も抽象的で住民からは遠い存在といっていい。
そこで森町は住民の声を計画に反映させる取り組みをした。
今回、将来像を考案したのは、公募の町民20人でつくる森町協働まちづくり委員会。
昨年7月から会合を重ね、森町らしいまちづくりの在り方を練ってきた。
同委員会から提言を受けた町当局は、将来像の文言を基本構想案にそのまま採用し、審議会に諮問。
審議会でも異論は出ず、答申に至った。

同町ではすでに「古きを生かした」取り組みが胎動しつつある。
昨年12月に、町民有志が町に残る古民家や蔵を開放し、古き良き町並みの残る同町の魅力を発信する「町並みと蔵展」を開催。
3月には、古民家を民泊の場として農山村体験ができるグリーンツーリズムツアーが企画されている。
ともに主体は地元住民。
どこにでもあるイベントではなく、森町の持っている良さを最大限に生かしつつ、さらには、地域おこしにつなげようという住民の意思が伝わってくる。

森町は旧袋井市、旧浅羽町との合併を一時は目指したが、住民投票の末に単独の道を選択した。
合併をしなかったことの是非についてはさまざまな意見があるだろう。
しかし、住民投票という手段を使い、森町の行方を自らの手で決めたという自負は町民に残った。
その自負こそが、今後のまちづくりの原動力になるはずだ。

総合計画は今後、具体的な事業計画などを盛り込んだ基本計画の策定に移る。
将来像は見えた。
地元住民の自発的な動きもある。
基本計画の策定では、将来像の理念を反映させる努力を期待したい。

まだまだ手探り状態ではありますが、さまざまな計画、取り組みが行なわれ、徐々に町民の中にも浸透しつつあります。

地元民としてできることは何か、それをどのように反映させていくか、考え、行動していかなければならないと感じています。

「森町協働まちづくり」の詳細は、森町役場ホームページに記載されています。





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Posted by 遠州森のビープロ at 18:43
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