大河ドラマ“篤姫”第1回「天命の子」

遠州森のビープロ

2008年01月08日 09:46

いよいよ今週から始まった、今年のNHK大河ドラマ“篤姫”
記念すべき第一回目のOAは、「天命の子」

時は幕末、天保6年(1835年)。
薩摩国・鹿児島で、一人の女の子が誕生した。
薩摩藩主・島津家分家の、今和泉・島津忠剛の長女。於一(おかつ)と名付けられたその娘は、後に徳川幕府十三代将軍・徳川家定の正室となる、天璋院篤姫である。

病弱気味な三人の兄たちとは対照的に、ややおてんばな所がたまに傷ながら、すくすくと育っていく。
好奇心は旺盛。一方で、飢饉で飢えに苦しんでいる農民に同情し、食事をとることを拒んだりするような、優しい娘に成長していく。

時は流れ・・・
相変わらず薩摩藩は、厳しい財政状況に陥っていた。
家老職・調所広郷は、藩の財政改革のため、かなり厳しい改革を断行。
この改革は、農民たちをかなり圧迫していた。

程なく忠剛の元に、藩の役所で農政を担当していた西郷吉之助(後の隆盛)が訪ねてくる。
吉之助は、農民たちの苦しい生活を訴え、間に立たされた忠剛は思い悩むことに・・・ これを見た調所は、農民に対して手ぬるいとして、忠剛に処分を下す。

屋敷の一室に籠り、ひたすら謹慎生活を送る父・忠剛の様を見た於一は、いても立ってもいられず調所の屋敷に乗り込むという、無謀な行動に出るのだが・・・

奇しくも、薩摩藩跡継ぎである島津斉彬の、初めてのお国入りと時を同じくして生を受けた於一。
於一の誕生をたいそう喜んだ斉彬は、同じ年に生まれた肝付兼善の息子・尚五郎(後の小松帯刀)と於一に、御守を授けました。

やがて、立派に成長した於一と尚五郎は、ふとしたきっかけで出会い、お互い同じ御守を持っていることに親近感を覚え、親しくなっていきます。
しかし、於一にはこの後、天命とも言える運命が待ち構えているのです・・・

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