大河ドラマ“風林火山”第22回 「三国激突」

遠州森のビープロ

2007年06月04日 10:56

NHK大河ドラマ “風林火山”
今週のOAは、第22回 「三国激突」

山本勘助の必死の説得により、諏訪に戻り穏やかな生活をしていた武田晴信(後の信玄)側室・由布姫。
信濃平定のために、度々諏訪を訪れていた晴信とも心身ともに打ち解けていき、勘助も、度々姫の元を訪ねていたが、ある日姫から懐妊の話を打ち明けられ、勘助は我が事のように感涙にむせぶ。

その頃、駿河・今川家軍師・雪斎が甲斐・武田家を訪れ、駿河の東を占領している相模・北条家を共に討って欲しいと、武田・今川の同盟に基づき駿河への出兵を求めてきた。
晴信、そして武田家重臣たちは早々に軍議を諮る。
今ここで、駿河に出兵すれば信濃が手薄になり、所領奪還を狙っている信濃国守護・小笠原長時や村上義清の思うつぼにはまることになる。 当然のごとく、出陣に異論が相次いだ。

しかし、今川家との同盟を反故にすることも出来ない・・・
勘助は、仇敵同士の今川と北条を和睦させればよいと提言。 自らを使者に駿河へ送り出して欲しいと、晴信に申し出る。
重臣たちは一笑に付するが雪斎の態度に裏があると感じた晴信は勘助の策を受け入れる。

4年ぶりに、駿河の地を踏んだ勘助。
早速、今川義元に謁見し、武田家の意向を伝える。
不快感を露わにし難色を示した義元であったが、雪斎の後押しもあり、結局は勘助の申し出を受け入れる。
実は、雪斎も北条家との和睦を望んでいたのだ。

残るは北条氏康の説得のみ。 勘助は一旦甲斐に戻った後、早々に相模へと発つ。
9年ぶりに勘助と対面した氏康は、快く和睦に承諾した。
関東管領・上杉家の圧迫を受けている北条家にとってみても、今川家との和睦は利益あるものであったのだ。

こうして武田の仲介により、今川、北条の和睦が成立。
北条の領地となっていた駿河東部は、今川に返還された。

義元は、晴信を駿河へ招き、甲斐では見られない海へと案内をした。
初めて見る海・・・ 晴信は海を見ながら新たな野望を抱く・・・
そして勘助は、上杉軍と対峙している北条軍の援軍として、関東へと向かう・・・

由布姫の、氷のような心を溶かすことが出来た勘助。
姫の気高い美しさに魅了され、姫を慕うようになった勘助ですが、それは甲斐と信濃の平定を願えばこそのもの。
姫の元を訪れることに、重臣・板垣信方から疑問を投げかけられた勘助は、その思いをすべて打ち明けます。
板垣は、武田家、そして国を思う勘助の気持ちに感銘。 改めて勘助への信頼度を深めていくのです。

そして武田家は、いよいよ宿敵・上杉家との接触が始まることになります・・・

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