大河ドラマ“風林火山”第20回 「軍師誕生」

遠州森のビープロ

2007年05月21日 10:25

NHK大河ドラマ “風林火山”
今週のOAは、第20回 「軍師誕生」

山本勘助は、信濃平定に向けた次の戦の策を練るため、信濃に赴いていた。
やがて勘助は、各地で武田に敗れた信州の豪族たちを、武田に寝返らせることに成功。

そして天文12年(1543)9月、武田勢は信州へ出陣、長窪城を包囲した。

武田晴信(後の信玄)が張った陣中では、長窪城、同じく信州望月城をいかにして落とすか、軍議が諮られていた。
ここでも晴信は、勘助の策を全面的に信頼するが、家老衆の中では晴信と勘助が密議で策を決めてしまうことに不満を抱いていた。
そして、家老の一人である諸角虎定より、勘助を正式に軍師として用いて群議にも参加させよとの進言があり、晴信は城攻めが成功すれば勘助を軍師にすると決める。

長窪城に立て篭もっていたのは、城主の大井貞隆他大井軍、望月軍、他相木市兵衛を始めとする各地で武田に敗れた信州の豪族たち。そして、平蔵とヒサの姿もあった。
しかし、その相木こそが勘助が城に送り込んだ裏切り者だった。

相木が諮った策略が功を奏し、武田勢は瞬く間に城を落とす。
策が当たった勘助は、正式に武田家軍師として認められた。

一方で、長窪城を脱出した平蔵とヒサ。
平蔵にしてみれば、勘助の裏切りに憤りを感じながらの信州の放浪・・・
そして、信州における武田最大の難敵・村上義清と出会うことになり・・・

またしても、領地を拡大し信濃を手中にしていく武田晴信。
しかし、側室として迎えた由布姫の心を掴むことが未だ出来ず、憤っていました。
晴信の命で、由布姫の思いを確かめようと姫の元に赴いた勘助も、複雑な女性心理は手に余る状態。

そんな中、由布姫は亡き父・諏訪頼重が自害した寺・東光寺へ、晴信正室・三条夫人を招きます。
由布姫は、三条夫人に諏訪から取り寄せたという甘酒を勧めるのですが・・・

次第に勘助、晴信に心を開きつつあった由布姫でしたが、武田への怨みは未だ消えていない様子。
信州・佐久侵攻の成功、勘助の軍師就任の影で、由布姫の心の葛藤が見え隠れしていた回でありました。

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