大河ドラマ“風林火山”第16回 「運命の出会い」

遠州森のビープロ

2007年04月23日 14:14

NHK大河ドラマ “風林火山”
今週のOAは、第16回 「運命の出会い」

山本勘助の策略により、武田晴信(後の信玄)率いる武田軍は、諏訪軍に対し戦わずして勝利。

諏訪頼重は降伏。 頼重は、妻であり晴信の妹君・禰々、乳飲子の嫡男・寅王丸と共に甲府へ護送される。

甲府にて晴信と対面した頼重は、今回の戦に加担した高遠の征伐を晴信に申し出るが、これに対して晴信は、『今後の諏訪の当主は寅王丸であり、高遠への征伐はやがて元服した寅王丸が行なうであろう・・・ その際には、武田も援軍を差し向ける。』 と答える。
これはすなわち、頼重を生かすつもりはないという、晴信の意思表示に他ならなかった。

かくして、頼重は甲府にて潔く切腹。
戦の後処理として、信濃の高遠に赴いた際の交渉で、信濃の半分の領地を手にすることに成功した晴信。
すべてが、勘助の描いたシナリオどおりであった。

残すは、桑原城に立てこもる諏訪の残党を処分するだけとなった。
再び諏訪に赴いた板垣信方と勘助が率いる軍は、城中を取り囲み、降伏するものを捕らえ、手向かいする者をことごとく生け捕りにしていった。

そして、城内に攻め入った勘助の目の前には、頼重の姫君・由布姫が・・・

寅王丸以外の諏訪の血筋は絶たねばならない・・・ 晴信にそう進言し、桑原城に乗り込んだ勘助。
当然、由布姫に自害を促しますが姫はそれを拒否します。
『死ぬのは嫌、生きてこの世を見てみたい』 と勘助に心中を吐露する由布姫・・・

姫の気高い美しさに、勘助は一瞬にして心を奪われ、勘助は由布姫を生かすことを決意するのです・・・
姫の美しさは、勘助の目にはかつての恋人・ミツに重なり合っていたのでした・・・

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