大河ドラマ・天地人 第4回「年上の女(ひと)」

遠州森のビープロ

2009年01月27日 23:40

NHK大河ドラマ天地人
今週のOAは、第4回「年上の女(ひと)」

時は天正元年(1573年)7月。
上杉謙信率いる上杉軍は、混乱を極める越中へと出陣。見事に混乱を治め、越後春日山城に戻った上杉軍は祝宴を催し、初陣を飾った上杉景勝景虎たちの活躍で皆が酔いしれていました。

そんな中、景勝の妹の華姫と景虎との婚儀が決まります。北条家からの人質として、上杉家へ養子に入った景虎を不憫に思っての謙信の計らいでありましたが、景勝家臣たちにとっては、もう一人の養子・景虎に先を越されたような気がして、心中は複雑でありました。

そこで樋口兼続は、主君・景勝の心意気を見せてやろうとばかりに、豪華な祝いの品を用意しようと提案。直江津の町に出かけます。
供を申し出たのはお船。祝宴の際には、今回出陣が叶わなかったことを皮肉られ、今回も「兼続殿一人では心配だから・・・」と子ども扱いをされ、兼続はあまり快く思っていませんでしたが、渋々承諾するのです。

無事に祝いの品を購入した帰路の途中、大雨に見舞われた二人はやむなく浜辺の漁師小屋で雨宿り・・・
目の前で、女性の濡れ髪や着替えを見てしまった兼続は動揺しますが、「そなたに女子はまだ早い」と、またお船から小ばかにされてしまいます。

明くる天正2年(1574年)、天下統一を狙う織田信長から洛中洛外図が謙信のもとに贈られてきました。
その絵には、御所に向かう武将の姿が描かれていました。
返礼の品を届けるよう、家臣に命ずる謙信でしたが、兼続は信長のもとへの使いへと申し出ます。
兼続は、これを信長の謙信への挑戦状だと考え、真意を確かめたいと思ったのです。

時の天下人・織田信長へのもとへと赴く兼続。
これが、兼続にとって外交の第一歩となったのですが、未だ初陣も叶っていない兼続にとっては無謀とも思える行動。
何かと兼続のことを気にかけるお船や、実家の母・お藤のことが気がかりになりながらも、兼続は、信長の居る岐阜城へと旅立っていったのです。

 
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