2013年10月16日
遠州森のまつり・揺らぐ提灯 軋む心棒

第六弾は、「揺らぐ提灯 軋む心棒」
(写真は、平成25年・森のまつりカレンダーより)
「夜のとばりもどっぷりくれりゃ 幟提灯赤々燃える」
森のまつりの特徴を表す言葉の一つに、このような表現があります。
お祭り三日間を通して行なわれる“夜祭り”は、森のまつりの代名詞でもある“森の喧嘩まつり”と呼ばれるに相応しい、勇壮で荒々しいものです。
夜のとばりが暮れた頃、各社屋台が町中心部の辻の各所に続々と集結、各所四・五社の屋台が手木を向い合せ、合せた手木が下された瞬間、あちらの手木からこちらの手木へと飛び交う人の波・・・ 森のまつりの真骨頂、遠州森の喧嘩練りが始まります。
屋台と屋台がぶつかるように、向かい合ったり、隣り合わせたり、屋台の浜縁下に付けられた「ぶら提灯」がそのたびに揺れ、屋台の心棒の先は、隣り合わせた屋台の心棒の先と擦れ擦れになり・・・ 後側で観ているとそのようなスリリングなシーンを味わうことが出来、写真を撮る人たちにとっても、絶好な構図となります。
こういった角度からお祭りを観るのも、見所の一つではないかと思います。
遠州森のまつりまで、あと16日・・・

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