研究発表会スタート!

遠州森のビープロ

2006年02月25日 10:30

校内にお邪魔し、講演会場室へ・・・ と思いきや、学部の担当の先生に呼び止められ、何と、3人して理事長室に招かれてしまいました!
校長先生を紹介され、早速名刺交換。
理事長室には、来賓の方々が見えられていて、その方々とも名刺交換をさせていただきました。

定刻になり、発表会がスタート!
経営情報学部の皆さんは、トップバッター。
まずは全員揃って、ご挨拶。 続いて本題の発表に・・・
お題目は、【「遠州森町」を永遠に・・・】

事前に繰り返し行なった現地取材を元に、学生さんたちなりの“森町”の特徴の分析が披露されていきます。
抜粋すると、『適度に遠い・適度に近い町』、『新・スープの冷めない距離』、『長生きできる町』等々。

その後、“自然景観”、“特産品”、“社会基盤”、“文化資源”、“観光資源”、“町民意識”などの分析結果が披露されていき、あ~、そうそう!と、地元民としてうなずける、細かな分析がされていました。

そして、分析結果を踏まえ、彼らが打ち出した「SWOT分析」(強み・弱み・機会・脅威)が発表された時には、こちらが驚くほど!的を得た、するどい分析がされていました。

今、森町のブランディングで、力を入れている物の筆頭として挙げられるのが、『次郎柿ワイン』
町を挙げてPR活動を行なっている割には、認知度の低さが浮き彫りに・・・
まさに、彼らから課題を突きつけられました。
次郎柿ワインを含めたブランドの構築、価値資源を活かした潜在的観光客の誘致、情報を的確に伝えることでの観光客の数・幅の増大などなど・・・

そして、情報発信のコンセプトとして、“ピンポイント来町”から“回遊・滞在型に”→“共生・対流へ”!

昨年の11月からの、わずか3ヶ月間という短い期間の中で、ここまで詳細に、鋭い分析を行なったことに感心すると共に、彼らが呈してくれた課題こそが、我々、森町民として取り組んでいかなければいけない事だということを、改めて気付かせてくれたものだと感じました。

今回、取材から研究を重ねてくれた、経営情報学部の学生の皆さん、ありがとうございました。

≪PS≫
コウヤンさんのブログにも、関連記事が載っております!
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