遠州森のまつり“第三日目「千秋楽」パート1”

遠州森のビープロ

2007年10月28日 09:45

11月初旬に行なわれる、遠州森のまつり
「今年は11月2日(金)、3日(土・祝)、4日(日)に開催」

10月27日の記事に引き続き、お祭り前の話題として、今回は第三日目「千秋楽」の話題を紹介します。

二日目同様、朝祭りを行なう社(町内)の若衆、中老の役員、屋台周り、会所の役に付いている人たちは、早朝5時半頃それぞれの会所に集合。屋台の出発に備えます。
午前6時、屋台出発。町内廻りを主に屋台引き廻しが行なわれます。

途中休憩をはさみ、朝祭りの引き廻しを終えた屋台は午前9時頃、天方神社大祭が催される、向天方に集まります。
※写真は、森のまつりカレンダーより

~ 城ヶ平の朝霧晴れりゃ 静破って屋台下囃子 ~
~ 嫁と姑に娘も孫も 心和ます朝祭り ~


全社屋台が向天方へ集まっている頃、金守神社境内では御巡幸祭が執り行なわれます。
こちらは、三島神社氏子町内(城下天宮、向天方、戸綿を除く十町内)の中で、御輿行列が通らない町内(南町大門西幸町)にもご巡幸をすべきと、平成17年度の祭典から行なわれています。

午前8時半、御輿行列は金守神社を出発。途中、大門、西幸町、南町それぞれの会所にて会所祭が催され、各町町民の幸せと町の発展を祈ってお祓いが行なわれます。
尚、比雲社仲横町)の旧屋台と桑水社(当時は下宿栄町)の旧花屋台が、この御渡りに随行。賑やかしを演出します。
11時20分頃、御巡幸を終えた御輿行列が金守神社へ帰還。御神輿をお仮屋へ・・・ 奉仕者たちが参拝をして御巡幸祭は終了します。

同じ頃、各社屋台も向天方から各町内へ戻り、御神輿・還御が行なわれる、午後の出発に備えます。

パート2へ続く・・・

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