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2009年06月24日

大河ドラマ・天地人 第25回「天下人の誘惑」

NHK大河ドラマ天地人
今週のOAは、第25回「天下人の誘惑」。

時は、天正14年(1586年)。
上洛を果たした上杉景勝直江兼続主従は、関白羽柴秀吉との謁見後も、前田利家福島正則をはじめとする重臣たちへの挨拶廻り、茶会、歌会、宴などで休む間もなく動き回っていました。

過密スケジュールに加えて、外交というものを得意としていなかった景勝にとっては、これは苦痛以外の何物でもありませんでした。
故、無理な過労がたたり、病で倒れてしまいます。

兼続は、景勝の名代として重臣たちへの挨拶廻りなどに奔走、堂々たる振る舞いで景勝の代理を立派に務める兼続に対し、利家ら重臣は一目を置くようになります。

そんなある日、兼続は大坂城に登城するよう秀吉から命じられます。
城に赴くと、そこで意外な人物と再会・・・ 真田幸村の姿がありました。
真田家は、勢いを増した徳川北条の脅威に耐え切れず、一旦は上杉方についたものの、その後秀吉の許に泣き付き、幸村を人質として差し出していたのです。
幸村のいる前で秀吉は、兼続に我が家臣となるよう迫ってきましたが、兼続は少しも動じることなく、うまく話をはぐらかしてその場をしのぐのです。

幸村との意外な場所での再会に、戸惑いや憤りを感じながらも、兼続は引き続き重臣たちとの交流を深めていきますが、それは同時に景勝の存在感を薄くしていくものなのでした・・・
「果たして、これで良いのだろうか・・・」 疑問を感じ、考え込む兼続の許へ、またしても真田からの人物が逃げ込んできます。
幸村の姉である、初音でした。
初音は、人質として北条家へ預けられていたのですが、そこから兼続を頼り逃げてきたようです。

初音の逃亡は、猿飛佐助を通じて幸村にも伝わり、幸村は兼続に対し、秀吉の家臣になって欲しいと懇願します。
理由を問う兼続に、秀吉は兼続が家臣になる事を承諾させれば、幸村に褒美を与えるとの約束をしたとの事・・・ その褒美として、初音を助けてもらうと幸村は告げます。
兼続は、困惑しながらも「出来ぬ」と断るしかありませんでした。

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何とか、初音の身の安全を確保しようと、兼続は世話役であるお涼に初音の事を頼み込むのですが、当の初音が、突然姿を消してしまいます。
兼続は、すかさず初音を探し出すよう家臣たちに命じます。
そんな折、石田三成が兼続の許を訪ねてきます。
三成は、「そなたは、今の立場が分かっているのか。わきまえろ。」と忠告。
更に、この後催される茶会の席で、秀吉が改めて兼続に対し家臣になるよう迫るという旨を伝えるのです・・・

一方で、秀吉お抱えの茶人・仙利休が景勝の許を訪問。
利休も、景勝に対して上杉の危機が迫っていることを忠告します。

そして、迎えた茶会の前夜。
景勝、兼続主従は、宿所の縁側から月を観ていました。
互いに、これまでの一連の動きは、上杉を滅ぼすための罠であることを判断。
「秀吉には決して屈しない」 と共に誓い、主従の絆はそう簡単には壊れないことを、秀吉に見せつけてやろうと、思いを新たにするのです・・・

ヘッドハンティング・・・
優秀な人物を、莫大な石高や金銀財宝、そして人たらしの技で囲い込み、自らの家臣とさせるというのは、秀吉が最も得意としていたもの。
そういった引き抜き工作によって、徳川や毛利などの有力な大名家の勢力が削がれていったのです。
上杉の勢力を削ぐためには、上杉から兼続の存在を消すことが一番効果的であると、秀吉は考えたのです。

兼続は、「上杉の前途は、某の首一つで安堵いただけるよう、殿下にお頼み下さいませ。」と景勝に申し出たのに対し、景勝は、「全ての責はわしが負うてやる。そなたは安心して言いたいことを述べるが良い。」と返します。

上杉主従の絆は、天下人・秀吉が思っているほど容易く削がれるものでは無かったのです・・・

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